二子玉川について
豊かな自然が残る二子玉川。四季の移ろいを感じることができます
二子玉川近辺には今の都会では貴重な自然がたくさん残っています
二子玉川を流れる多摩川には都会ではなかなか見れない自然豊かな動植物が数多く生息しています。
多摩川では昔から漁業が盛んであり、鮎やマルタウグイなどは多摩川中流域ではつかみ取りできるほど多く生息していたと言われています。江戸時代には「多摩川鮎」が名産とされており、幕府にも上納されていたようです。
自然豊かな動植物
多摩川は浅く、川の底には砂利が多いため、苔が生息しやすいことなどから、鮎やウグイなどの魚の育成に適していたと言われています。
また、これら魚類の他には、魚類を食べる鳥類も多く生息していたと言われています。明治以前の文献によると、トキ、コウノトリ、オオハクチョウなどの鳥類が生息されていたと言われています。
多摩川
高度成長期に入り、多摩川流域の汚染が進み、一度は生息している生物ほぼ全滅する危機にさらされたものの、90年代までに下水整備が行われ、排水の流入の抑制などから水質が回復し、鮎などの魚類が戻ってきました。また、これと同時に鳥獣保護区指定や水源林保全によって、鳥類の数も戻っています。
四季折々の景色が楽しめます
世田谷区の老人ホーム、アルタクラッセ二子玉川は多摩川沿いの風光明媚な心和む場所にあります。
アルタクラッセ5階のテラスからは、多摩川の河川敷や、天気のいい日は富士山を望み、夏には多摩川の花火大会と四季折々の景色が楽しめます。
春
二子玉川にはいくつもの絶好のお花見スポットがあります。馬事公苑内の900本の桜の木をはじめ、砧公園やアルタクラッセ周辺でも、梅や桜が満開になります。多摩川の河川敷を歩きながら桜を眺めたり、お弁当を持参し、ピクニック楽しむこともできます。
アルタクラッセ周辺
砧公園
お花見
夏
夏の二子玉川は多摩川花火大会で毎年約60~70万人もの人が集まりにぎわいます。迫力満点の花火が合計約1200発も打ち上げられ、実際にアルタクラッセからも見ることができます。 また、夏は岡本民家園公園の園内で人工飼育されている蛍を見ることができます。
二子玉川
岡本民家園公園
フラワーランド
秋
秋には春に咲き誇っていた木などが一気に紅葉し、とても美しい景色が広がります。遊歩道は絨毯(じゅうたん)を敷いたかのように色づきます。また、多摩川の川辺ではススキの黄金色と川面とのコントラストが美しい景観を作り出します。
駒沢公園
瀬田神社祭り
多摩川
冬
冬には周辺の神社で様々な冬の行事やお祭りが行われます。中でも氷川神社の節分の鬼やらい行事は都内では珍しく、貴重な伝承芸能だそうです。節分鬼やらいとは厄払いの一つで季節の変わり目に多いと言われている病気や天災などを鬼に見立て、鬼を追い払うことで厄除けになると考えられています。
氷川神社