日常レポート
アルタクラッセ二子玉川での日常を随時更新しています
2012年11月20日
幸福感の伝わり方
この季節は特に"感染症"に気を付けたいものです。
インフルエンザにノロウィルス・・・、感染源を絶ち伝播経路を遮断し確実な感染予防のもとにこの冬を乗り切りたい思いです。
ところが最近「感染したい!」「感染させたい!!」と思うものに、巡り合ってしまいました。
それは「幸福」です。
全国150カ国の『幸福』に関する調査結果をまとめた『幸福の習慣』(※)では、膨大なデータをもとに「幸福は人から人へ感染する」ことに言及しています。
人の幸福を決定する要素として、
1.仕事の幸福、
2. 人間関係の幸福、3. 経済的な幸福、
4. 身体的な幸福、
5. 地域社会(に貢献する)幸福
の5項目を挙げ、この5つは万国共通の"幸福の道しるべ"だとしています。
いずれも興味深い内容で、自分と照らし合わせて一喜一憂してしまいましたが、特に、人間関係の幸福の中に極めて衝撃的な記述がありました。
・日々接している人が幸せを感じていると、あなたが幸せを感じる可能性が15%高まる
・人の幸福度は自分から数えて3人目まで影響する
・その影響は自分が直接知らない人にも繋がっていく
つまり、私が幸せを感じていると私の近くにいるスタッフAさんの幸せが増します↑↑↑。
すると、Aさんとその日一緒に働くスタッフBさんの幸せも増します↑↑。
そしてさらにそのBさんが家に帰って関わるご主人の幸福感も向上する、というのです。
何となくわかるような気もしますが、スゴイことですね。
大袈裟なことではなく、自分が"幸せだなぁ"と思って過ごすだけで、3人先の人にまで影響があるなんて!
そう考えると、自分が感じる「幸福」に責任を持ち、積極的に自分自身の幸福を作りだしたいと思います。
そして、その幸福が人から人に感染するように、一所懸命に行動したいと思うのです。
※『幸福の習慣』(原題は"WELLBEING")
トム・ラス、ジム・ハーター著 / 森川里美訳(ディスカヴァー刊)